2007年09月09日

マイベスト3:洋画(ファンタジー&アクション)



先月「マイベスト3・洋画」で予告した「ファンタジー・アクション部門」、満を持して登場です。

 第一位「ロード・オブ・ザ・リング(1)旅の仲間」

 第二位「ロード・オブ・ザ・リング(3)王の帰還」

 第三位「ロード・オブ・ザ・リング(2)二つの塔」

おっと、これでは「ロード・オブ・ザ・リング」の宣伝になってしまう・・・。
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズはひとつの作品として扱うことにしよう。

原作:JRRトールキン 監督:ピーター・ジャクソン 2001~2003年作品

原作者である英国の言語学者トールキンはこの壮大なストーリー「ロード・オブ・ザ・リング」の舞台「中つ国」を創造するにあたって、リアルな別世界を創り上げた。地勢、風土、気候、住人と彼らの話す言語まで創ってしまったのだ。
そしてこの映画を作る為にこの世に生を受けた男ピーター・ジャクソン。

剣と魔法の世界、ファンタジー物は私の大好きなジャンル。ガイドブックを購入して予備知識を仕入れてから(私は「旅の仲間」の原作は読んでいなかった)見に行った。

リアルな映像、観客をグイグイ引っ張っていく息をもつかせないアクション。
空前絶後ー 今まで見たことも無い「映画」だ。

この後「スターウォーズ」には物足りなさを感じて、見るのをやめた。



画像左:エルフの女王ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)← 「バベル」でブラッド・ピットとの共演が記憶に新しい・・・
画像中央:王(アラゴルン)のフィアンセ・アルウェン(リブ・タイラー)← ロックの重鎮スティーブン・タイラーの娘・・
画像右:旅の仲間の一人ボロミア(ショーン・ビーン)← 「トロイ」でオーランド・ブルームと共演。本作では彼の最期のシーンにジンときた・・・

すっかり「ロード・オブ・ザ・リング」の虜になった私。指輪や携帯ストラップ等を購入し、映画は字幕、吹き替え両方見て、原作も読破した。




1年後第二部「二つの塔」が公開された。過剰な程の期待をもって臨んだ私はこの作品に少々違和感を覚えた。
大分原作と違う、というか原作の重要な部分を省略して突っ走っている。「原作のこの部分を入れないでどうするんだ~」といったストレスが溜まった。

まあ原作通り盛り込んでいたら4時間以上必要になるから興行上止むを得ないだろう。

  

第二部ではこのシリーズ最大のキャラクター「ゴラム」(画像左)が登場する。
元々は主人公の父親、ホビットのビルボが知恵比べでゴラムから奪取した指輪を取り返すことに飽くなき執念を燃やす、同じホビット族の成れの果てである。
今の映像技術ではゴラムのようなキャラクターが何の違和感もなく表現できるのだ。驚嘆と言うほかない。

また他の登場人物たち、ボロミアの弟ファラミア(デビット・ウェンハム)やローハンの後継者エオメル(カール・アーバン)の扱いが軽すぎる。逆にローハン王セオデン(バーナード・ヒル)やレゴラス(オーランド・ブルーム《画像右》)は前に出過ぎだ。
映画というものは原作を読んでから見るか、逆の方が良いか、悩むところだが白紙の状態で見た方が楽しめることが多いように思う。



さて感動の第三部「王の帰還」

クライマックスの「滅びの山」を登るシーンは 無くしては見れない。私はこのシーンを見るたびに泣ける。サム(下画像右側)がフロドを背負う場面だ。

 

原作ではガンダルフ(上画像左側)の、指輪を滅びの山の火口へ捨てたフロド達を讃える科白が泣ける。
「このオークの鎧さえ神々しい・・・」。フロド達がオークに変装してサウロンの本拠地に潜入したときに使った鎧である。

さて「王の帰還」を見た直後は「二つの塔」同様、原作との余りの違いにあきれたものだった。
ガンダルフの宿敵サルマンは塔に幽閉されたあとどうなったか?
死の迫っていたファラミアは、なぜエオウィンと肩を寄せてアラゴルン達を祝福できたのか?

原作通り作ったら5時間くらい必要になっただろう。相当端折らないと映画として成立しない。
私のこの不満は1年後に発売されたDVD「エクステンデッド・エディション」でかなり解消された。未公開シーンが30~40分追加されているのだ。

私はこの三作品を見て多くの女優、男優を知った。
主人公のイライジャ・ウッドは「シン・シティー」で猟奇殺人犯で出演していた。ガンダルフのイアン・マッケラン。「XMEN」での悪の大将役は笑える。レゴラスのオーランド・ブルーム。すっかり人気者になり「パイレーツ・オブ・カビリアン」でブレイクした。アルウェンの父エルロンドのヒューゴ・ウィービングは「マトリックス」シリーズのエージェント・スミスで名を上げた。セオデン王のバーナード・ヒルは「タイタニック」の誇り高き船長。ファラミアのデビッド・ウェンハムは「ヴァン・ヘルシング」でヒュー・ジャックマンと共演した。そしてエオウィンのミランダ・オットー、アラゴルンのヴィゴ・モーテンセン、前出のケイト・ブランシェット・・・。
私の映画への視野が格段に拡がった作品「ロード・オブ・ザ・リング」。

これを超える作品はもう出てこないだろう。映画史に燦然と輝く、人類の文化遺産 だと思う。


なんとこの「ロード・オブ・ザ・リング」に時間を使いすぎて第二位、第三位を紹介しきれなくなってしまった。
この続きは後日。乞うご期待です・・・ピース






















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