忘年会(4)

丈二

2007年12月31日 08:24



一昨日の29日は仕事納め。午前中は身の回りの整理。午後は大掃除をやって夕方終業。
といきたいところだったが、私が会社を出たのは夜も更けた11時。
仕事始めは1月7日だが休み中に片付けなければならない仕事はどっさり有る。

昨日はかみさんと自宅の大掃除。買い物にも付き合って一息ついたのが夕方。
夜は行きつけの沖縄居酒屋「海人」へ今年最後の飲み会。
三線仲間の Y氏とささやかな忘年会。今夜はお客も来ないだろうと大将もリラックスモード。
まずはお互いの泡盛ボトル(私は菊之露)で乾杯。島らっきょうと豆腐蓉で近況報告やら最近買ったCDのことやら・・・。
アルコールが入る毎に話が熱を帯びてくる。やっぱり夏川りみはいいとか、神谷千尋は最高とか・・・。

お店には晦日の最終日なのに次々とお客が入ってきた。9時ころお店を閉めるつもりでいたらしい大将も、我々とのおしゃべりを切り上げてカウンターの中へ。
ゴーヤーチャンプルーやナーベラーンブシーなど注文しながら、私は今年最大の出来事(娘の恋人の来訪)への心情を吐露した。現実を真摯に受け入れること・・・

さて今夜はあまりやる気の無い大将に替わって我々に唄三線のリクエストがきた。何時もの教室の帰りと違って譜面など全く用意してこなかったので、「安里屋ユンタ」「涙そうそう」「19の春」などを唄わせてもらった。つっかえながらでもお客さんから拍手をを戴くのはいい気分・・・。
勿論これで唄会が終わるはずはない。いつものひと騒ぎに発展し時刻はとっくに9時を回っていた。

今年最後の「海人」をそばで締める。ここの「八重山そば」(タイトル写真)は私が今までに食べたそばの中でも最高ランクに位置する逸品。
八重山と本島の中間といった体裁で、腰はさほど強くない丸麺。具に八重山かまぼことラフテーが乗り、鰹だしのあっさりスープの味は他の追随を許さない。
スープのエッセンスが私の体内に満たされると、目の前に沖縄の蒼い海が広がり、フク木の向こうに赤瓦の屋根が見えてくる・・・。

10時過ぎ、今年最後の客となった我々は大将、女将さん達に挨拶をして店を出た。

今年は嫌な事件や出来事が続いた。来年は争いの少ない年になりますよう祈りつつ・・・
皆さん、良いお年を!



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