最終テスト

丈二

2008年05月26日 23:20



昨日は琉球民謡コンクール挑戦者の最終テストの日だった。
いつもはゆったり落ち着いた気分で過ごす日曜日が、この日は朝からなんとなく落ち着かなかった。

午後4時教室へ。
今日は本番さながら琉装でのお稽古。帯も自己流だがやっと一人で結べるようになった。
静岡からは新人賞2名、優秀賞5名がエントリーする。先生はじめ先輩方数人も見守る中、
まずは新人賞の私から。
「安波節」。
毎日練習してきた。歌うのは僅か一節。勿論歌詞も工工四も頭に入っている。ただ未だに中指が安定しない。
棹の持ち方が正しくないのは分かっているが(前回先生から指摘を受けた)、この段階で三線の持ち方を変えるのはリスクが大きすぎる。
不安を残しながらの最終テスト。

一巡目。三線を一箇所つっかえたが歌はまあまあ歌えた。先生からOKが出た。

飲み仲間の“ナチブー”Y氏は「恋の花」で優秀賞に挑戦する。
前回の稽古ではかなり苦戦していたが、さすがY氏。本番に向けてきっちり仕上げてきた。
この調子なら合格間違いなし。
Rちゃんをはじめ他の方々も順調に仕上げてきている。

二順目。間違わずに歌えたが懸念された「中」の音が微妙にずれていた。
先生のOKは出た。

三順目。先生から「音にメリハリをつける」よう助言をいただいた。最低レベルはクリアしたので音に抑揚をつけてレベルアップを図るということだろう。
私のバチにも注文がついた。この三線を購入したとき付いていたプラスチックの安物をずっと使っていたのだが、先生がお持ちの水牛製のバチを使ってみたら、音がまるで違う。軽く弾いているのに大きな良い音が出る。バチの材質でこんなに音色が変わるのか・・・!

「本番はこのバチを使いなさい」とのお言葉に従い、四順目。
大きなバチに慣れないせいで、三線はメロメロ・・・(;´Д`)

本番まであと11日。このバチでなんとか弾けるようにしなくては・・・

今度先生や挑戦者の皆さんにお会いするのは6月5日。コンクール会場でだ。




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