「新良幸人withサンデー in 感應寺」詳報

丈二

2009年10月10日 10:58



10月4日の日曜日、市内駒形にあるお寺・感應寺へ「新良幸人with サンデー」の
島唄ライブを見に行ってきた。

この感應寺というお寺、本堂が広く出来ており、定期的にジャズやクラシックのミニ
ライブを開催しているという。今日までこんなお寺があることは全く知らなかった。

午後3時20分、感應寺の境内へ。開場は3時半だが意外なことに開演を待つ人影は
まばら。既に行列ができていると思ったが・・・。
ベンチに腰かけ開場を待った。
少しずつ観客が集まってきて、3時半過ぎスタッフが開場を知らせた。
私も急ぎ本堂入り口へ。列の先頭にわらびさん達の姿が。
右側の最前列に座席を確保した。
ちょっと窮屈な席だが、100人前後収容できるだろうか・・・。

憧れの新良幸人の唄が目の前で見れるのだ。o(^-^)oワクワク


唄者たちの登場を待つ本堂の舞台

午後4時少し前、ご住職が登場し、お寺の案内とちょっとした訓話を披露した。

そして、お待ちかね「新良幸人with サンデー」登場。
全身黒ずくめの新良幸人と、TシャツにGパンのサンデー。
初っ端はインスト「瀧落菅撹」。早くもユキトの早弾きが炸裂。
バチ・ピックは使わない。直接指で弾いている。
続いて「白保節」。白保は彼の故郷。私も訪れたことがある。
4曲目は「小浜節」。八重山民謡のスタンダード。
次はオリジナル「木綿花」。そしてお馴染み「島々美しゃ」。
パーシャクラブのレパートリーから「花染手拭」。

人差し指で怒涛の早弾き、親指ではソフトな音色で表情をつける。
陽の高いうちは調子が出ないという彼だが、艶のある高音は健在だ。

ここで休憩が入る。
境内のベンチで一服している彼にサインをお願いした。
彼のCDは数枚所有しているが、今日のライブに合わせて「春夏秋ちょっと酔ing」を
持参した。


アルコールが入っていないせいか文字が震えている

さて、後半は八重山スタンダードを続けて4曲。
「与那国ションカネ」「まるまぶんさん」「月ぬ美しゃ」など。
次はガラッと雰囲気を変えてパーシャの「クーダーカー」、「いちゅび小」で観客を盛り
上げる。
かと思うとしっとりと「ファムレウタ」。
続けてインストメドレー。「西武門節~ナークニー~谷茶前~伊計離り~」
ユキトの三線が歌う・・・。

ラストはユーモラスな解説付きで「加邦よ~天川」。
もちろん観客総手でアンコールを求める。

拍手に応えて再登場したユキトとサンデー。
アンコール曲は「満天の星」。

上質の島唄を満喫した興奮冷めやらぬ観客は、境内に残り感動を分かち合っている。
CD即売サイン会にも長い行列ができている。

わらびさん、Y夫妻、rinaちゃん、A美さん、熊さん、そしてサミー氏、綾ちゃん、会津
先生、大勢の島唄ファンが集まっていた。

このあと私はサミー氏、綾ちゃんと「海人」へ行き乾杯するのだが、その時の模様は
次の機会にお話しよう。


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