近寄ってみると、その怪しげな形をした石像は、１本の大きな「わさび」だった。
見る角度によってはアブないものを連想しないでも無い…



台座の銘を読んでみると、「わさび漬け発祥の地」とある。建立は静岡県山葵漬け工業組合。
我が静岡県は、天城や安倍奥などわさびの名産地。しかも最初にわさび漬けを創った土地でもあった。（わさび漬けは今から２００年程前、ここ静岡で初めて考案・製造されたそうだ）
それにしてもダイレクト且つ唐突な石像である。

さて、静岡でわさび漬けといえば「田丸屋」。他にも幾つかわさび漬けのメーカーが有るが、知名度では「田丸屋」がダントツ。静岡土産の代表は、田丸屋のわさび漬けと「やまだいち」の安倍川餅である。（他にも清水屋の「黒大奴」や、追分け羊羹など上手いお菓子が沢山有る）
そしてこの「田丸屋」には安倍川近くの国道１５０号線沿いに、見学ができる工場が有るのだ。(・o・)



車を運転しながら初めてここを通った時、このオブジェを見てギョッとなった。
長さ3～4ｍ はあるだろうか？リアルなわさびが社屋の玄関の上と案内看板の上に付いているのだ。

近々かみさんと見学に行こうと思っている。