ゆらてぃく
UHU-オヤジナイト-
12月21日、「ゆらてぃく」はライブハウス「UHU」に今年最後の出演をした。
この日は私の誕生日だが、今さらHappy Birthdayでもないのでみんなには黙っていた。
師走の週末ということで、セノバのバス停を降りるまでに普段の倍近くかかった。
午後7時15分、「UHU」へ。
この日のプログラムは「七間町夜の森・オヤジナイト」。
既にトップバッター「ShotgunBluesBand」の演奏が始まっていた。

「ShotgunBluesBand」というとマルケンさんや会津さんが加わるストリートフェスティバルでの白熱したパフォーマンスが印象に残るが、オリジナルメンバーは上の御三方。女性ボーカルの「木綿のハンカチーフ」も良かったが、やはりオーナー信哉さんのソウルフルなナンバーが最高。
テツさんのアルトサックスもじっくり楽しむことができた。
2番バッターは「しょんにゃーや」のお二人。
ご主人とは7月の「琉球堂・夕暮れライブ」以来。奥方とはストフェス以来だ。
ステージに立ったお二人の緊張がこちらにも伝わってくる。
「てぃんさぐの花」「童神」「朝花」と3曲を披露した。
初めてのライブハウスステージのせいか、お二人とも気持ちが先行して歌と演奏のバランスを制御できないでいる感じ。経験を積むに従って素敵なパフォーマンスに進化していくだろう。
続いて登場はミッキーさん率いる「琉球てぃんがーら」。
今年琉球民謡協会コンクール最高賞を受賞した赤地先生の姪御さんとの二枚看板にピアノが加わるユニット。
オープニングは「渡りぞう瀧落菅攪」。「芭蕉布」「童神」「島唄」「イラヨイ月夜浜」「花」とポピュラーな島唄を玄人裸足のパフォーマンスで披露した。
ラストは勿論カチャーシー。お約束の「唐船ドーイ」で盛り上げた。
「ゆらてぃく」(シアンさんの動画より拝借)
午後9時、「ゆらてぃく」の出番だ。
ここのステージにも慣れ、アルコールも入ったせいか緊張感は無い。
ただ相方シアンさんのコンディションは最悪。風邪による熱と咳、さらに大事な右人差し指を怪我している。
当初の演目を替える予定を変更しストフェスの時と同じにした。
「難解な世界」「君がいること」「生活の柄」と順調に進んだ。シアンさんの声も良く出ている。
「雨が降る前に」で私は後半の出だしを間違えた。

ラストの「また会える日まで」ではエンディングのリードを間違えた。

アルコールが入ったせいか、ストフェスの時のような集中力が保てなかったか、15人(出演者含む)のお客さんに申し訳なかった。まあ全体的には悪くなかったかもしれない。
ここでミッキーさんたちが退店。良いお年を・・・。
さて、トリは「河鹿(かじか)」のお二人。富士市から出演の夫婦ユニット。
何故かピアノの奥さんも指に怪我をされこの日はピアニカでの演奏。ピアニカの素朴な音色が暖かい。
前半はオリジナル、後半は「The End」というソングライターのカバー。後半の演奏(というか詩)がとても印象に残った。
アアフターライブは30分余り。アメブロ仲間のK口さんとひとしきり話し込んだ。
11時前、三つのユニットはお店を後にした。駅までの道、シアンさんと今後の活動などを話し、私は最終のバスに乗った。