ゆらてぃく
ゆらてぃく@夜店市
8月11日、「第50回静岡夏祭り・夜店市」ミュージックステージ出演の日。
仕事は午前中で早退。昼食、ひと休みの後、本番に備えて持ち物や譜面の整理と軽い練習。
午後3時半、今にも降り出しそうな空を見上げて家を出たが、新静岡を降り立つと、とうとう雨が降ってきた。
シアンさんとの待ち合わせ時間まで1時間。伊勢丹へ、現在開催中の「九州沖縄物産展」を見に行く。
今年の三線出店は去年訪ねた宜野座の「屋良三線屋」さん。素敵な三線が所狭しと並んでいる。ご主人は私のことを覚えてくれていて、30万円位の三線を勧められた。美しい竿、メリハリのある音色。一瞬欲しくなったがウクレレマンの私には過ぎた道具だ。
午後5時、両替町のシダックスで1時間ほど相方シアンさんと最終練習して、ステージへ向かった。

雨の中、ステージはダンスショーの真最中。観客も傘を差しての声援で盛り上がっている。
続いてオークションやジャンケンゲームとイベントが続き、飛び入り?のミュージシャン(上写真)が3曲程演奏した後、我々の出番が来た。ありがたいことに雨は止んでいる。
お客さんは20人ほど。午後7時10分「ゆらてぃく」は演奏を開始した。

「君がいること」。音響は上々。モニターから良い音が聴こえてくる。私のハモリもまぁまぁだ。
続いて「もしもお金があったなら」。ビールで上機嫌のお客さんの掛け声がありがたい。
3曲目は高田渡のカバー「生活の柄」。呉服町通りで、お客さんを前に、私が歌を歌っている。
何ということだろう。4年前に札の辻の路上ステージで、緊張しながら三線を弾くサミーさんを見て決心したことが今実現しているのだ。
さて、ラストは「ハッピーソング」。シアンさんのシールドの調子が悪いのか時々雑音が入る。私のハモリもイマイチ。でも一瞬ビートルズになったような気がした。大きなミスも無く「ゆらてぃく」のステージは無事終了した。
続いてはZillさん。初めて拝見したが爽やかで暖かな歌声だ。「ナチュラルカラー」、「マドレーヌ」、中島みゆきの「糸」、「夢のつづき」、ラストは「会いに行くよ」。途中ギターのストラップが外れるハプニングにもめげず元気に歌い切った。
午後8時10分、風太&裕正登場。FAWNのメンバーのお二人だ。
この頃にはお客さんも50人近くに膨れあがり大盛況。
まずは「光の指」、私のお気に入り「夏の終わりのブルース」、小室等の「雨が空から降れば」、なぜか「ブルーハワイ」、「明日の雨」、ラストは「幸せの法則」。
シアンさん、Zillさん、風太さん、筧さん、お疲れ様でした。
見に来てくれた長谷川さん、Shihoちゃん、マッちゃん、ありがとう。
シアンさんと「みろくさんぶ」屋台のおでんを立ち食いし、彼の行きつけ店「ウォンテッド」で打ち上げ。生ビールで乾杯。お通しに生うにと穴子の蒲焼が出てビックリ。
様々な事を語り合ったが、周りが騒がしくJR駅内のマックへ移動し更に語り合った。
「ゆらてぃく」を結成して1年。“明日のために・その7”を大成功のうちにクリアし、ストフェスはすぐそこまで見えてきた。
シアンさんと明日の再会を約束し、午後10時半解散。
