旅 行
聖地への旅(3)
10月3日午後1時40分、バスは境港・水木しげるロード裏の駐車場に到着した。
我が人生の師水木しげる先生が生まれ育った“聖地”の土を踏んだのだ。
しかし与えられた時間は余りにも少なかった。僅か55分。
全てを見て回るには半日は欲しい。
まずJR境港駅に向かう。タイトル写真の「水木先生執筆中」の像を見るためだ。
小走りで駅に向かう途中、「ぬらりひょん」と思われる被り物をした兄さんに遭遇。
かみさんは早速記念写真。兄さんは「妖怪ショップ・ゲゲゲ」の店員さんだった。
店内を覗いてみると、オオッ「ねずみ男」が!私も記念写真を撮ってもらう。
境港駅をバックに 。後ろの像は「河童の三平」。
境港駅をバックに記念撮影をしたかみさんと私は、駅から「水木しげる記念館」へと続く約
1kmの「水木しげるロード」に並ぶ130体の妖怪ブロンズ像を手分けして撮りまくった。
子泣き爺(左) 死神(右)
幸い朝からの雨は止み撮影に支障は無いが、NHKドラマ「ゲゲゲの女房」人気で大勢の
観光客が繰り出している。
妖怪像を撮りつつ、鬼太郎グッズを睨みつつ、お土産は何がいいだろうと思案しつつ「水木
しげる記念館」を見て来なければならない。
小豆洗い(左) 泥田坊(右)
「垢舐め」「化け草履」「豆腐小僧」「つるべおとし」「輪入道」「朱の盆」など妖怪図鑑でお馴染みの妖怪たちを片っ端から撮っていった。
中間地点に差し掛かると、皆に撫でられてツルツルになった目玉親父や、ねずみ男のブロンズ像の前で観光客が代わる代わる記念写真を撮っている。
私も負けずに大好きなねずみ男と記念撮影。
「手作り工芸館・むじゃら」ではねずみ男の傑作なブロンズ像を売っていた。一目見て欲しくなったが、おいそれと購入できる値段ではなかった。(でも欲しかったなァ・・・)
「水木しげる記念館」入り 口
「水木しげる記念館」は駆け足で見て回った。
じっくり見れば貴重な資料も多々あったが、時間が無さ過ぎた。手元に残ったのは案内パンフレットのみ。
資料館を出たら出発時間まであと10分。
枕返し(左) 化け草履(右)
妖怪ブロンズ像は撮り終えてないし、お土産と鬼太郎グッズは全てここで買うつもりだったので焦りばかりが募る。
まず「白花」へのお土産「妖怪饅頭」を買い、鬼太郎グッズ店に入ったところでタイムアップ。
目の前に置いてあった使い道がよく分からない「ぬりかべ陶器」を手にしてレジへ・・・。
ダッシュで駐車場へ。5分遅刻して午後2時45分、バスは境港を後にした。
思い起こすと130体の妖怪像はいくつか撮り残している。「砂かけ婆」「ぬらりひょん」「手の目」・・・。妖怪ではないが「メガネの山田さん」もいたはずだ。
憧れの地「境港・水木しげるロード」散策だったが、余りにも慌ただしく、妖怪たちに後ろ髪を引っ張られながらの帰路となった。
水木しげるロードの町並み
SAで休憩を挟みながら2時間半かけJR岡山駅へ到着。
指定された列車の到着まで1時間ほどある。構内のレストランで夕食。
午後8時29分、名古屋着。33分発のひかりが到着したが乗ることは出来ない。
ここでも30分近く待ち、8時56分発ツアー指定のこだまに乗った。
静岡駅発最終のバスで10時45分帰宅。強行軍の「倉敷~出雲の旅」が終わった。
この記事へのコメント
素敵なところですね^^
ヌラリヒョン 私も被りたいです!
スタッフ募集など、しておりませんでしたか?
ヌラリヒョン 私も被りたいです!
スタッフ募集など、しておりませんでしたか?
Posted by ひろぶぅ at 2010年10月14日 12:10