ぴーやしのイラヨイほりでい

沖縄の全てを愛するぴーやしのお気に入りや休日の出来事などを、つれづれなるままに  綴っていきたいと思います。

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丈二
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ある時はてぃーだブロガー「ぴーやし」、又ある時は癒し系ユニット「まじゅん」のウクレレマン「ジョージ・浜口」。
時たま沖縄居酒屋でヘタな唄三線を唸るアラカン親父です。
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水木しげる

水木しげる先生

水木しげる先生

水木しげる先生は我が人生の師である。
お会いしたことはないが兎に角先生なのだ。本
初めて師の作品に出会ったのはン十年前の高校時代。月刊漫画誌「ガロ」でだったと思う。
この多感な、人生で最も大事な時期に師から絶大なる影響を受けた。
まだ「ゲゲゲの鬼太郎」でブレイクする前のことである。一回読み切りの短編集を貪り読みあさった。主人公は大抵風采の上がらぬサラリーマンや煩悩に振り回される人々。作者自身であることも屡々。「人生は、現実はこんなもんだ。」といった達観したどちらかというとネガティブな教えが多い。
しかし今この歳になって師のお言葉がしみじみと身に浸みるのである。

師の代表作「昭和史」全8巻(タイトル写真)を読了した。関東大震災から始まる昭和史に師の自伝を織り込み、“ねずみ男"の進行役でストーリーが展開していく。
特に戦地での体験は圧巻である。絶体絶命の危機を何度も切り抜けた挙げ句に、敵の爆撃で左手を失う。それでも生き延びて祖国の土を踏む。奇跡的としか言いようがない。
紙芝居の絵描きの時代、全く売れない貸本漫画家の時代…、極貧生活だが悲壮感が無い。
師の超越した人格の賜であろう。

水木しげる先生

3年前に新作「妖怪道五十三次」展を見に行き、購入した作品集に直筆のサインを戴いた。
家宝である。
死ぬまでに一度、鳥取の「水木しげるロード」に行かねばならない。


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この記事へのコメント
足跡を辿って参りました。
私も水木しげるワールドが大好きなので、思わずカキコしちゃいました。
直筆サイン、羨ましいです。
2,3年前の大水木しげる展、めちゃめちゃ行きたかったです~。
最近、子どもに「河童の三平」のビデオを見せましたよ。
Posted by 葉月 at 2006年10月23日 11:39
葉月さん、コメントありがとうございます!
OL@さんのブログに貴女のコメントを見つけて、「なんちゃっておきなわん」を覗かせていただきました。
コメントはしませんでしたが「イカをさわる…」最高です(^o^)
これからも水木先生のことは記事にしていきますので遊びに来てください。
ヨロシク!
Posted by ぴーやし at 2006年10月23日 23:53
ぴーやしさん、

多様なジャンルで悦びを分かち合える
お友だちがいて、ラッキー!!!

また、遊びに来ますね~。
Posted by 白雲777 at 2006年10月26日 13:46
 
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