スポーツ
全日本女子フィギア
27日の日曜日は「全日本女子フィギア選手権大会」をご覧になった方が多かったことと思う。
カーリング以外ウィンタースポーツはあまり関心のない私だが、女子フィギアの全日本選手権は
毎年見ていた。
順当に浅田真央が優勝し、安藤美姫もバンクーバー行きを決めていたが、私が注目していたのは
このふたりではない。
もしかするとこの大会の結果に進退を賭けているかもしれない村主章枝。
バンクーバー出場に執念を燃やし、フリーでは完璧に近い演技を見せたが、結果は7位・・・。
7年前のソルトレイク五輪で私の心をわし掴みにして以来ずっと応援してきた。
トリノの演技でもメダルは確実と思われたのに・・・。運が無かった。
彼女の「氷上のアクトレス」と評される演技は誰にも真似できないものがあるが、尚世界には通用
しないのか。
私は女子フィギアに優美さ、女らしさを求める。
私が見るのは選手達の手の動きと表情。3回転、4回転などのループに興味は無い。
ループ前のあの間の悪さが嫌いだ。
彼女はもう29歳になる。
会心の演技をして決める恍惚のフィニッシュポーズはもう見れないのだろうか。
さて、今年彗星の如く現れ(それなりにキャリアはある)バンクーバー行きを決めた鈴木明子。
村主章枝とは対照的にラテン系キャラの溌溂とした演技に心を奪われた。
こんな陽気なフィギア選手は初めてだ。大いなる可能性を感じる。
私は彼女を応援する。