「声をあわせて」。
メインボーカル、一五一会、三線の録音は済んでいるようだ。
ビートルズのファーストアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」のような一発録りではないので、
ミックスダウンを繰り返して其々のパートを重ねていく。

私の出番がきた。ベース録り。
９日の特訓が効を奏し、２～３回演奏してＯＫが出た。

次はメイちゃんのピアニカ。
修正しようとした部分を、里花先生が誤ってベースパートまで消してしまった。
最初からやり直しかと思ったら、消した部分の演奏だけでＯＫとのこと。
修復は簡単に済んでしまった。４０年前のジョージ・マーチンが聞いたらさぞ驚いたことだろう。

今度は私のウクレレを入れる。
エレキなので若干アコースティック感は弱まるが、気分良く弾けた。
皆に「ウクレレがいい感じ」と褒められ嬉しかった。これも９日の特訓のおかげだ。

入室から１時間半が経ち、続いてバックコーラスとパーカッション。
５人が２つのマイクを使う方法で一体感を演出。
私はタンブリンを叩く。ヘッドフォンは付けなかったので自分の声やカズーの音がどう入っているかは全く分からなかった。

もう１行程を残し「声を合わせて」のレコーディングは終了。仕上げは次回に持ち越し。

一同大急ぎで片付け、車に楽器を積み込み、「ガスト」へ。

今後の予定、東京のライブのことなどを打ち合わせ。
２月２７日の四谷天窓「一五一咲きライブ」に私は出演しないのだが、会計係を頼まれた。
皆が余計なことに気を捉われず、ライブに専念してもらうのが私の仕事だ。

時計を見るともう午後１１時を回っていた。１９日の再会を期して解散となった。