ぴーやしのイラヨイほりでい

沖縄の全てを愛するぴーやしのお気に入りや休日の出来事などを、つれづれなるままに  綴っていきたいと思います。

プロフィール
丈二
丈二
ある時はてぃーだブロガー「ぴーやし」、又ある時は癒し系ユニット「まじゅん」のウクレレマン「ジョージ・浜口」。
時たま沖縄居酒屋でヘタな唄三線を唸るアラカン親父です。
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沖縄MUSIC

東京へ(2)

東京へ(2)

どんよりと薄暗い上野公園には大道芸、音楽に合わせて踊る若者達、家族づれなどで賑わっていたが、東京都美術館は思ったより混んでいなかった。

ローマ教皇の甥ボルゲーゼ枢機卿のコレクションを公開する企画展で、ルネサンス~バロック絵画を堪能した。

人だかりが多かったのは、ポスターにもなっているラファエロ「一角獣を抱く貴婦人像」(タイトル写真)
一角獣という架空の動物を抱いているのだが、昔は別の絵柄だったそうで謎に満ちた作品である。
そしてカラバッジョの「洗礼者ヨハネ」。
波乱に満ちた37年の生涯で数々の印象的な作品を残している。

もうひとつ印象的だったのはボッティチェリの「聖母子」。
「ビーナスの誕生」「春」などで有名なルネサンスの巨匠が弟子達と描いた作品。

東京へ(2)ボッティチェリ「聖母子」


ジョナサンなどで時間をつぶし、午後6時前、駒込「どぅたっち」のドアを開けた。

普段は沖縄の物産を扱う「わしたショップ」と同じような店だが、ライブがあるときは商品や棚などを片付けて30人ほどが座れるよう椅子を並べてスペースを作る。

東京へ(2)

ちょうど一番前の席が空いていたので、千鳥さんと目と鼻の先の位置で聴くことにした。
定刻を5分ほど過ぎ千鳥さん登場。
いきなりアカペラで西表島に伝わる祝い唄(曲名不明)を歌い出した。
何番まであったろうか、10分以上かかった。
歌い終わって我々30人位の観客と泡盛(ストレート)で乾杯し、ひとしきり挨拶トーク。
「今日気温20度の那覇から寒い東京へやってきて、喉の調子が悪くて・・・」と言いながら三線を手にした。

黒島口説」で唄三線が始まった。
我々が合いの手を入れて、早くも千鳥さんとのコミュニケーションはぴったり。
続けて地元西表島の「高那節」。さらに八重山民謡を2曲(曲名不明)。
アルバム「いらさにしゃ」から「祖納嶽節」。
そしてお馴染み「安里屋ユンタ」。八重山の歌詞を「新安里屋ユンタ」の音で歌った。
先日終了した「知名定男の三線入門」で知名さんがやっていたのと逆パターンだ。

東京へ(2)
「デンサー節」を歌う。三線は「いらさにしゃ」で使ったのと同じ知念大工型。

大いに盛り上がったところでラストは十八番の「デンサー節」。
私は感激に泣きそうになりながら合唱。
アンコールに応えてもう1曲歌い、前半のライブは終了した。

さっそく千鳥さんと再会の握手。「年賀状ありがとう」とか「今年も那覇のお店に行きます」とか短い会話の後、新年会の後半が始まった。
後半は千鳥さんと我々30人ほどのファンとの交流会。
ゲームをやったり、沖縄料理を頂いたりするのだが、ここまででエネルギーを使い果たした私は体調も勝れなかったので失礼することにした。
(昼頃から東京の街を歩きどおしで疲労困憊していて、体力の衰えを痛感した)
こちらでは滅多に会うことができない千鳥さんの生唄を聴き、お話もできたのだから良しとしなければ・・・おすまし




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この記事へのコメント
約束。
 千鳥さん、嬉しかったでしょうね^^

  素敵なお衣装、
 ぴーやしサンの ミューズに お似合いですね♡
Posted by ひろぶぅ at 2010年02月26日 11:59
ひろぶぅさん、連続コメントありがとう。

そうです。男神は新良幸人、女神は邦良伊千鳥さんです。
Posted by ぴーやしぴーやし at 2010年02月27日 06:53
 
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