日常雑感
今日から二人

セガンティーニ「アルプスの真昼」
娘は新婚早々、タイへ赴任した婿のK君を追って日本を飛び立った。
彼女は結婚まで挫折ひとつせず、無菌状態のまま世界の荒波に飛び込んで行った。
今日からはかみさんと二人きり。
静岡市美術館で開催中の「セガンティーニ展」を、彼女と現地で待ち合わせて見に行った。
私はその前にナカムラタツキさん(「一五一咲・全静岡発表会」参照)のステージを見にペガサート地下広場へ。

12時半、丁度演奏が始まるところだったが、横に女の子がいる。
ユニット「The NorthWind And The Sun」だ。
オリジナル5曲とラストに「プカプカ」を演奏した。
彼のソロを見たかったが、次の機会としよう。
待ち合わせ時間まで少し間があったので、「波達」を覗いた。
新作は高いので3割引商品を見ていると、グレーのハンチングが目に入った。「お似合いですよ」と店員に言われ思わず買ってしまった。
グレーのパーカーに合わせよう。
5分遅刻してかみさんの待つ「静岡市美術館」チケット売り場へ。
セガンティーニは今まで1~2点しか見たことが無く、コンテを含め50点もの作品が地元で見られるのはラッキーだ。
彼を特徴づける作風は線描だ。近づいて見るとゴッホのように原色を力強く使っている。
アルプスの牧場や農民達を描いたが、ミレーに通じるところもある。

「春の牧草地」
美術鑑賞後はランチ。最近ハマッているタイ料理店へ。
タイ人の奥さんが経営する「ナムタイ」でグリーンカレーのランチセット(生春巻き、スープ、ドリンク付き)を食べる。
かみさんは辛さ控え目の「イエローカレー」。
カレーもインド風、欧風、ジャワなど様々あるが、私はタイカレーを最も好む。
満たされた気分で午後3時帰宅。一息ついてこの記事を投稿した次第。